診察時間
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休診日
OXYGEN CAPSULE
酸素カプセル
高気圧酸素療法について
高気圧酸素療法は、世界的にも確立された治療法であり、日本では1986年に保険適用が開始されました。糖尿病や下肢虚血に伴う難治性潰瘍に対する効果が認められ、広く用いられるようになっています。近年では、突発性難聴や脳梗塞、腸閉塞、神経疾患など、他の疾患にも保険適用されるケースが増加しています。
厚生労働省の基準では、高気圧酸素療法とは「2絶対気圧(通常の大気圧の2倍、水深10メートル相当の圧力)で、100%の酸素を1時間以上吸入する治療」と定義されています。保険が適用される場合、自己負担は1回あたりおよそ10,000円が目安(3割負担の場合)です。副作用としては、酸素中毒、減圧症、気圧外傷などが報告されています。

医療用と民間用で異なる酸素カプセルの仕組みと特徴
一方で、一般的な治療院やサロンで利用されている酸素カプセルは、医療機関で行う高気圧酸素療法とは異なり、気圧は2.0未満と低めに設定されています。そのため、副作用のリスクが少ないという利点がありますが、保険は適用されず、料金は1回あたり数千円程度が一般的です。多くの店舗では、気圧を1.2〜1.3気圧に設定しているようです。
当院の酸素カプセル療法について

当院の酸素カプセルは純国産仕様で、気圧を最大1.5気圧(※1.6気圧未満で調整)まで加圧し、体内に取り込まれる溶解型酸素を通常の約3倍に増加させます。料金は、継続的にご利用いただく方にも無理なく続けていただけるよう、リピーターの方には1回1,500円と安価に設定しております。また、1回の治療時間は60分以上とし、効果をより高めるための十分な時間を確保。
さらに、ご希望の方には+500円(最大180分迄)で延長もサービス可能です(※予約状況により対応)
このように、医療機関の信頼性と一般サロンの気軽さの“いいとこ取り”を目指した設計となっております。副反応などのリスクをできる限り避けつつ、高い効果を実感いただけるよう、気圧は過度に低くせず適切な設定を行っています。また、安価で長期間ご利用いただけるよう配慮しておりますので、疲労回復やアンチエイジングを目的とする方はもちろん、適応疾患をお持ちの患者さんにも幅広くご活用いただけます。
酸素ってどう届く?身体に効くその仕組み
私たちの体内には、「結合型酸素」と「溶解型酸素」という2種類の酸素があります。結合型酸素は、体内の酸素の約99%を占めており、血液中のヘモグロビンと結びついて全身に運ばれます。ただし、ヘモグロビンは分子が大きく、毛細血管の奥深くまでは届きにくいという特徴があります。そのため、体の末端には酸素が行き渡りづらくなることがあります。
一方、溶解型酸素は分子が非常に小さいため、血液や体液(リンパ液や脳脊髄液など)に直接溶け込んで、毛細血管の細部まで酸素を届けることが可能です。この溶解型酸素は、気圧を高めることで体内への取り込み量が増えるため、酸素カプセルを使用することで、体の隅々まで酸素をしっかりと届けることができます。その結果、冷え性の改善や疲労回復、アンチエイジングなど、さまざまな効果が期待できます。
結合型酸素

ヘモグロビンと結びついた酸素
体内酸素の99%で、大きさが約7ミクロンと大きい。通常の呼吸ではヘモグロビンの絶対量しか体内に取り込めない。
溶解型酸素

体液にガス化して溶け込んだ酸素
非常に少ないが、ガス化した状態なので小さい。ヨガや気功の達人が行う特殊呼吸法でも増えると言われている。
酸素欠乏状態を解消しませんか?
生活習慣の変化や体力不足により、十分な酸素を体内に取り込めていない方が増えています。私たちの身体にとって一般的に適量とされる大気中の酸素濃度は約30%ですが、現在では21%前後まで低下しており、多くの方が「酸素欠乏状態」の状態に陥りやすくなっています。
酸素欠乏状態に陥ると、全身に酸素が行き渡らなくなるため、「疲れがとれにくい」「集中力が続かない」「免疫力が低下する」「痩せにくくなる」といった不調が現れやすくなり、身体のコンディションを整えることが難しくなってしまいます。
そこで当院では、こうした酸素不足の改善を目的とした酸素カプセルをご用意しております。体内に効率よく酸素を取り込むことで、心身のリフレッシュや体調管理にお役立ていただけます。
こんなあなたにオススメです


頭痛がおこりやすい
忙しさやストレスがある
パソコン作業が中心で、目の疲れがある
勉強で頭が疲れている
肩が凝る
二日酔いの改善
便秘気味
痩せたい
肌に弾力がなくなってきた
身体の末端が冷えやすい
運動する時間の確保が難しい


朝起きても疲れが取れない
日中に強い眠気や倦怠感 がある
頭や身体をスッキリした状態にさせたい
常に睡眠不足の状態にある
ケガを1日でも早く治したい
スポーツ後の疲労回復ができない
気圧が低い時こそ、効果が期待できます
雨の日や気圧が低い日は、体調がなんとなく優れない…そんな経験はありませんか?関節の痛み、頭痛、むくみ、だるさなどの不調は、気圧の低下による酸素不足や血流の滞りが関係していることがあります。気圧が下がると、空気中の酸素が薄くなり、体内に取り込まれる酸素の量も減少しやすくなります。
その結果、全身に酸素が行き届きにくくなり、疲れやすくなったり、むくみが出たりといった不調を引き起こすことがあるのです。そんなときにおすすめなのが「酸素カプセル」カプセル内で静かに過ごすことで、酸素をしっかりと体に取り込みやすくし、血流を促進。日々の疲れや気圧による不調をやわらげ、体調を整えるサポートになります。
高気圧(1,020hPa~)

低気圧(990hPa以下)

天気の良い日
血流や自律神経のバランスも整いやすいため、体調が良く、頭もすっきりして活動しやすくなります。
天気の悪い日
気圧の変化により自律神経が乱れ、頭痛・関節痛・むくみ・だるさ
めまいなど、さまざまな体調不良が起こりやすくなります。
